新規設備紹介
お久しぶりでございます。
ブログ更新は忘却の彼方へ埋もれていきそうになっておりましたが、
なんとか戻って来られました。汗
この間は、受注が相変わらずの旺盛ぶりで、お陰様で忙しくさせて
いただいておりました。
気づけば季節も進み、ここ最近は夏のような陽気で、現場では辛い
時期になってきました。
社会情勢は依然として混沌を極めておりますが、目の前の仕事+α
今の自分に何ができるか、日々問いかけつつ精進していく次第で
あります。
さて、今回はタイトルの通り、ここ最近導入した新しい設備について
触れたいと思います。
今回紹介するのは、ストッカと呼ばれる自動で箱を替えてくれちゃう
設備です。
以前にも紹介していたかもしれませんが、1年ほど前に導入
した成形機は24時間運転を想定したものでしたが、この成形機で成形する
製品は硬度が低く、自然落下で箱の中に多く入れてしまうと、先に入った
底の方にある製品が、後に入った上方の製品の重みで変形してしまうという
厄介なもので、ストッカ導入以前は一定時間経過したら、人の手で箱を交換
していた為、実質24時間運転は実現していませんでした。
しかし、この成形機で成形している製品が、去年から今年にかけて受注が
爆発的に増え、今年の年初あたりで、今年いっぱい継続して成形しても
間に合わないというほどの事態になってきたのです。これには私も驚き
ましたが、そこで手をこまねいているわけにもいかず、安くない投資では
ありましたが、この受注量なら短期で回収可能と判断し、導入を決断しま
した。
導入直後の感想は、「デカッ!扱いづらそ!」という感じでしたが、慣れて
しまえば何のことはなく、24時間しっかりと役目を果たしてくれています。
導入時、価格の面から他社製品も検討に上がっていましたが、取出機が
ユーシン精機製のトラバースなので、そちらとの相性も鑑みればこちらにして
良かったのではないかと感じております。
24時間運転が可能になったことにより、納期は大幅に縮める事は出来そうですが、
それでも今年の暮れまでは掛かりそうなスケジュールとなっております。
無事、24時間運転は実現しましたが、機械、金型のトラブルはつきものです。
運転が止まり、納期スケジュールが遅れてしまわぬよう日頃のメンテナンスを
心掛けたいものです。