金型関連の勉強

こんにちは!管理人のかずかずです!

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私は、現場の作業が忙しくなってきており、少しブログ更新が疎かに

なっておりました。(誰も見ていないかもしれませんが。汗)

はやいもので 2021年も1ヶ月を過ぎようとしております。

緊急事態宣言が1月8日に実施されて以来3週間ほど経過しましたが、

ここ数日、新規感染者数が若干ではありますがピークから比べると減って

きているように見られます。少しずつ効果が出てきているようで一先ずは

よかったですね。しかし、まだ乾燥した時期は続きますし、ワクチン接種

開始にもまだ時間が掛かりそうです。この閉塞した自粛生活を早く終わらせる

為にも今少しの我慢が必要になりそうですね。

さて、今回も金型についてのお話をしていきたいと思います。

前回も書いた様に、射出成形は金型に樹脂を射出して成形する工法の為、

大前提として精密な金型がなければ製品を生産する事はできません。

その為、成形オペレータは成形工程の知識だけではなく、金型についての

最低限の知識は持っていなければなりません。さらに設計から携わるとなると、

金型の構造、加工法等のより深い知識が必要になってきます。

最近、私も金型について基礎から学ぼうと思い、まず書籍を購入しました。その書籍がこちらです。

こうした技術本は基礎的なものであったとしてもある程度の知識がなければ

なかなか理解しづらい所があるものですが、この本に関してもおそらく

全くの素人が読んだとしてもなかなか頭に入ってこないのではないかと思います。

特に金型については図解で表現しようとしても、様々な部品から成り立っている為

図面だけ見せられても逆に解りづらくなったりもするものです。

私は日常の現場作業で得た、ある程度の知識はあったのでなんとかついて行けている

状態です。まだ半分も読み終わっていないですが、重要だと感じた箇所には赤線を

引きつつ読み進めていっております。その中でこれから金型について学んでいく上で

モチベーションを大きく高めてくれるような箇所があったのでご紹介したいと思います。

日本の高度の技術を習得したプラスチック成形金型の設計技術者は希少価値が年々高まっていくことが予想され、

社会的な地位やその存在が一層に重要視されていくことに振れはないと著者は考えている。欧米ではプラスチック

射出成形金型の設計技術者はすでに高い知見を有する高級技師の一つとして社会認知されており、アジア諸国では

破格の待遇で処遇されることもしばしばである。

事例でわかるプラスチック金型設計の進め方 ー2プレート・3プレート・分割構造金型ー 著・小松道男

どうでしょう。かっこよくないですか?

金型関連の所謂「エンジニア」はこれからも社会の中で地位は揺るがないですよという内容ですね。

この「エンジニア」という響き。何か一つの事を極めた人のような感じがしてかっこいいですよね。

最近ではエンジニアといえばプログラミングコードをパチパチ叩く様な情報通信系の技術者を指す

事が多いかと思いますが、モノづくりの現場に携わっていればその人はもちろん立派なエンジニア

ですし、むしろそちらの方が元祖なのだと思います。

昨今、巷ではニッポンのモノづくりの衰退が叫ばれていますが、それでも未だにmade in japanは

世界的に信頼されているブランドです。この信頼を裏切らない為にも次代を担う私たちが一つの

道を極めたエンジニアを目指さなければならないと感じた次第であります。

これからも金型について学んでいく過程で、気になった部分や重要だと感じた部分をお伝えしていきたい

思っておりますのでよろしくお願いいたします。

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