成形機の入れ替え

こんにちは!管理人のかずかずです!

すごくお久しぶりになってしまいました。

お陰様でコロナ禍からの反動で受注が回復し、ここひと月ほどは現場の作業に

追われておりました。汗

その間に陽気はすっかり春めいていて、昨日桜の開花のニュースを耳にしました。

これからさらに暖かくなっていき、感染も収束に向かって、1日でも早く元の日常に

戻れる事を願っております。

さて、タイトルの通り先日古い成形機から新しい成形機への入れ替えを行いましたので

お知らせしたいと思います。

こちらがこの日をもって引退することになった成形機です。

渋いですね〜。かなり年季が入っていますが、名盤を見ますと1990年製造の

成形機なのでなんと31年前のものになります。

導入してから大きな故障もなく黙々とよく働いてくれたと社長以下先輩社員の

方も感謝していました。

まだまだ現役で、支障なく動いてはいたのですが、成形機の入れ替えのタイミング

というのは難しいもので、完全に寿命で動かなくなってからでは遅いんですよね。

成形機は発注後納品まで早くても1ヶ月は掛かります。その間は予期せずして生産量が

落ちてしまうのでどこかで見切りをつけなければならないわけです。

確かに動いてはいたのですが、異音がしたり、配線の被覆がボロボロだったりとすでに

満身創痍状態ではあったのでいいタイミングだったのだと思います。

何はともあれ、この成形機にはお疲れ様でしたと言ってあげたいと思います。

搬出される3号機。お疲れ様でした!

そして、新しく導入されるのが住友重機械工業社のSE100EV-Aという成形機です。

新しく搬入される機械と、それを見守る社長

100tの成形機ですね。それまでの成形機が120tだったので型締能力は落ちますが、

可塑化装置の容量は増えるので、実際成形できる製品の最大重量はUPすることになります。

搬入当日は、古い機械を出して新しい機械を入れての入れ替え作業になるので、

広くない工場内での作業は大変そうでした。

新しい成形機

新しい成形機のお出ましです。

ご覧の様に工場内で新旧成形機をすれ違わせての作業になります。

車庫入れ完了

そして、無事所定の位置に新しい成形機が設置されました。

搬入業者の皆様。本当にお疲れ様でした。

この後は、電気の配線、取出機の設置、ホッパーの設置、循環水の配管等を

施し、初期設定まで終わらせてもらい、無事動作確認ができました。

設置後、住友の成形技能士の方にお越しいただき、基本操作の講習をして

いただきました。住友社製の成形機はこれまで私が中心に扱ってきましたので

これを期に他社員も扱えるようになるかと思います。

住友社製の成形機は様々な機能があるので使いこなすには少し時間がかかるかも

しれませんが、これらの機能を理解し、成形機の性能を余すことなく発揮できる

ように私自身も勉強していきたいと改めて思いました。

さて、5月にはまた一台増設を予定しております。そのあたりの詳細もまたお知らせ

したいと思いますのでよろしくお願いいたします。

それでは今日はこのあたりで。

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